この記事は「机上調査プラン」です。筆者はまだ大洗・ひたちなかに泊まったことがありません。行ってみたい場所を、実際に行くつもりで本気で調べて計画した記事です。料金・営業情報は2026年9月時点で確認していますが、お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

大洗・ひたちなかの位置。東京から常磐線特急で約1時間30分、関東の太平洋岸です(イラストはイメージです)

この計画のまとめ

  • 日程:春(4月中旬〜5月上旬)の1泊2日(東京発・常磐線特急)
  • 行き先:ひたち海浜公園+大洗(茨城県ひたちなか市・大洗町)
  • 1日目:東京→勝田→ネモフィラの丘→水戸経由で大洗→海辺の宿→大洗磯前神社
  • 2日目:夜明けの神磯の鳥居→朝食→那珂湊の魚市場で海鮮丼→帰路
  • 費用試算:1人あたり約3.7万円(2名1室・2食付き)
  • 結論:泊まる理由は「夜明けの鳥居」。10万円なら2人で行って余る

なぜ大洗なのか

茨城県の大洗(おおあらい)とひたちなかは、関東からなら日帰りで行ける場所です。そこに、あえて泊まる計画です。

理由は大洗磯前神社の「神磯の鳥居」です。海の中の岩の上に鳥居が立っていて、その向こうから朝日が昇る。写真では何度も見ましたが、これは日帰りでは見られません。夜明け前に海岸にいる必要があるので、泊まるしかない。「泊まる理由がはっきりしている日帰り圏」というのが、この計画のテーマです。

もうひとつ、春のひたち海浜公園のネモフィラ。丘一面が青くなる時期に合わせれば、1泊2日で「青い丘」と「鳥居の朝日」の両方が入ります。

行き方を調べる

  • 東京→勝田:常磐線の特急ひたち・ときわで約85分。全車指定席で、特急料金は通年同額
  • 勝田駅→ひたち海浜公園:東口からバスで約15分
  • 勝田→水戸→大洗:常磐線で6分、水戸から鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線で約15分
  • 那珂湊:勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線で。魚市場の最寄りです

余談ですが、ネモフィラの時期には大宮駅から勝田駅へ直通する臨時特急「青の絶景ネモフィラ」号が走っています。埼玉の人間としては、東京に出ずに乗れるのはかなり大きいです。

行くならいつか

ネモフィラの見頃は4月中旬〜5月上旬で、この期間は海浜公園に季節料金(350円)が加算されます。ゴールデンウィークは相当な混雑になるはずなので、可能なら4月中の平日を狙います。

冬に行くなら、大洗はあんこう鍋の本場です。ネモフィラの代わりに「あんこう鍋と夜明けの鳥居」という組み合わせも成り立ちます。

モデル行程(1泊2日)

計画した1泊2日の流れ。勝田からひたち海浜公園のネモフィラ、大洗の海辺の宿に1泊、2日目は夜明けの神磯の鳥居と那珂湊おさかな市場(イラストはイメージです)

1日目:青い丘を見て、海辺の宿へ

東京を8時台の特急で出て、勝田には9時半過ぎ。バスで海浜公園へ。

ネモフィラの「みはらしの丘」を見て、園内でお昼を済ませます(入園料450円+季節料金350円)。広い公園なので午後の早い時間までいるつもりです。

青一色に染まるみはらしの丘(写真:くろふね / CC BY-SA 4.0)

午後、勝田から常磐線で水戸に出て、大洗鹿島線で大洗へ。この乗り継ぎは1時間かからない計算です。

宿は楽天トラベルに出ている「大洗ホテル」を第一候補にしました。大洗磯前神社まで徒歩5分、海岸まで徒歩3分。夕朝食のビュッフェにラウンジの飲み物まで込みのオールインクルーシブという形式で、オーシャンビューの半露天風呂付きの部屋もあるそうです。神磯の鳥居まで歩いて行ける距離、というのがこの宿を選ぶ一番の理由です。

チェックイン後、明るいうちに大洗磯前神社へ参拝して、鳥居の場所と夜明けに歩く道を下見しておきます。

海の岩の上に立つ神磯の鳥居(写真:Saigen Jiro / パブリックドメイン)

2日目:夜明けの鳥居と、市場の海鮮丼

日の出の30分前に宿を出て、神磯の鳥居へ。4月下旬なら日の出は5時前です。岩の上の鳥居の向こうから太陽が出てくる、その数分のために泊まったので、ここは寝坊できません。

宿に戻って朝食、チェックアウト。水戸・勝田を経由して、ひたちなか海浜鉄道で那珂湊へ。那珂湊おさかな市場で昼食にします。海鮮丼か、時期が合えば岩牡蠣を狙いたいところです。

那珂湊おさかな市場(写真:Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0)

勝田に戻って、午後の特急で東京へ。夕方前には着きます。

費用試算(1人あたり・2名1室想定)

  • 特急:東京⇔勝田 往復 約8,400円(片道4,200円想定)
  • 現地の電車・バス:約2,500円(海浜公園バス、常磐線、大洗鹿島線、湊線)
  • 宿泊:オールインクルーシブ 約20,000円(2食+飲み物込みの目安)
  • 入園料:海浜公園800円(季節料金込み)。神社・鳥居は無料
  • 昼食2回・雑費:5,000円

合計:約37,000円

これまで計画した6つの中で、はっきり一番安い旅です。10万円なら2人で行ってまだ2万円以上余ります。宿泊以外の試算は1人16,700円なので、同じ2食・飲み物込みの条件で宿泊費を1人13,300円未満に抑えれば、総額は1人3万円未満になります。

※金額は2026年9月時点の情報です。宿泊費は日付とプラン次第で変わります。

楽天トラベルで大洗・ひたちなかの宿を探す →

正直、まだ分かっていないこと

机上調査なので、確認しきれなかったことを正直に書いておきます。

  • 特急の運賃・料金は2026年3月に改定されているので、片道4,200円は目安です
  • 大洗鹿島線と湊線の運賃、海浜公園バスの運賃は個別に確認できていません
  • 大洗ホテルの実際のプラン料金は日付を入れて見ないと分かりません。約2万円は目安です
  • 大洗から那珂湊へ直接行くバスがあるかもしれず、水戸経由より早い可能性があります
  • 神磯の鳥居の夜明けは有名な撮影地なので、混雑と立ち位置は行ってみないと分かりません

まとめ

特急で1時間半、青い丘と海辺の宿と夜明けの鳥居と海鮮丼で、1人約3.7万円。

日帰りできる場所に泊まるのは贅沢に思えますが、「夜明けに海岸にいる」という体験は、泊まらないと買えません。3.7万円でそれが買えるなら、遠くまで行くのと同じくらい価値がある気がしています。

写真はWikimedia Commonsより:ひたち海浜公園のネモフィラ03(くろふね / CC BY-SA 4.0)、Kamiiso torii at Oarai Isosaki Jinja(Saigen Jiro / パブリックドメイン)、Nakaminato Osakana Market ac(Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0)。いずれもリサイズのみ。イラストはイメージです。

費用概算(1人あたり・2名1室)

  • 特急 東京⇔勝田 往復:約8,400円
  • 現地の電車・バス:約2,500円
  • 宿泊(オールインクルーシブ・2食+飲み物込み):約20,000円
  • ひたち海浜公園(季節料金込み):800円
  • 昼食2回・雑費:5,000円
  • 合計:約37,000円(同じ2食・飲み物込みで宿泊費が1人13,300円未満なら、総額は3万円未満)